ドキドキの3分間

 私が高校3年生の頃のお話しです。
ある事件が起こりました。
それは憂鬱な定期テストの最中でした。
静まり返った教室内に突如、携帯電話の着信音が小さいながらも聞こえてきました。
誰のだろうと思いながら、びっくりしたのもそのはず私の制服のポケットから聞こえるではありませんか!しかもメロディが違うことに気づきました。
友達が「星に願いを」からかなり速い交響曲に勝手に変更していました。
私は慌ててポケットに手を入れて電源ボタンを探し、押した!と喜んだのも束の間、保留になってしまい応答メッセージが流れた後聞こえてきたのが「○○、○○今どこにいるの?」という母の声です。
周りは、くすくすと笑っていました。
それで終わったと思いきや2回目の電話です。
「○○、○○何してるの?」。
終わったと思いました。

 3回目を阻止しなければと必死の思いで電源を切りました。
幸いにも監視役の先生にはバレずに済みましたが、聞こえていた友達にはとても笑われました。